安定性と利便性を重視した4K120Hz対応HDMIセレクター「ラトック RS-HDSW41A-8K」

3分で読めます

先日、HDMIセレクター「ラトック RS-HDSW41A-8K」を購入してみたのでそのレビューです。

現在使っている機材とその問題

現在のデスク環境は、27インチ4Kモニター(144Hz対応、DisplayPort1つ、HDMIポート2つ)でDisplayPortはゲーミングデスクトップ、HDMIはPlayStation5やSwitch2、業務用のMacbook Pro / Mac Miniを接続して使用しています。

今まで無電源のHDMIセレクターを使用していましたが、接続したい機器の増加に加えてSwitch2で問題が顕在化してきたため、買い替えを検討することにしました。

ちなみに現在使用しているのはサンワダイレクトのHDMI切替機です。
この機器は手頃な価格で4K60Hz対応なところが魅力で、単純に4k表示させたいだけであれば十分にコスパの良いものだと思います。

サンワダイレクト 400-SW034 HDMI分配器 切替器4K60Hz対応 2入力1出力 双方向 リモコン付き HDMI切替器Amazon.co.jp

Switch2 で発生する暗転問題

Switch1では問題はなかったのですが、Switch2になってから暗転してしまうことがそこそこの頻度で発生するようになりました。 Switch2側の出力設定などを変更しても解決せず、Mac Miniの映像出力にも問題があったため、これは買い替えるしかないなと・・・。 詳しいことはわかっていませんが、電力供給などの問題も関係しているのかもしれません。

買い替えの検討ポイント

買い替えを行うにあたり、条件となるポイントは以下の通りです。

  • HDMIポートが3つ以上
  • 4K120Hz出力対応
  • 安定した電源供給
  • 手軽な切替操作
  • 信頼性のあるメーカー

購入した製品

結果として、ラトックシステムのRS-HDSW41A-8Kを選びました。

ラトックシステム RS-HDSW41A-8K 4入力1出力 HDMIセレクター8K60Hz/4K120Hz対応、VRR/ALLM対応、音声分離機能搭載の高性能HDMIセレクターAmazon.co.jp

Amazon価格で9,980円と、HDMIセレクターとしては高価格帯かもしれませんが、安定性と利便性を重視するならば妥当な選択肢だと考えました。

主なスペック

要求スペックは十分に満たしつつ、ゲーム向けにVRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)、HDR10などに対応している点も魅力的です。

  • 対応解像度: 8K60Hz / 4K120Hz
  • 入力ポート: HDMI 2.1 × 4
  • 出力ポート: HDMI 2.1 × 1
  • 音声出力: 光デジタル、3.5mmアナログ
  • 対応機能: VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)、HDR10、Dolby Vision
  • 電源: 外部ACアダプター
  • 操作: リモコン、手元スイッチ

使用感

問題となっていたSwitch2の暗転は解消され、4K120Hz出力も安定して動作しています。 電源共有が必要なので、コードの取り回しと設置スペースに関しては多少の工夫が必要ですが、安定して動作することのメリットは非常に大きいと感じます。

音声分離

まだ試せていませんが、光デジタル出力による外部スピーカーへの音声出力はそのうち試してみたいですね。 今はBluetooth接続対応のサウンドバーを使っていますが、光デジタル出力による安定した音声伝送は魅力的です。

まとめ

複数の機器を接続し、安定性と利便性を重視したい人にはぜひおすすめしたいHDMIセレクターだと思います。

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