TGS 2025(TOKYO GAME SHOW)のファミリーゲームパークを子どもと一緒に楽しんできました。毎年恒例のイベントですが、今年はどうだったのか、簡単にですが感想をまとめておきたいと思います。
ファミリーゲームパークとは
ファミリーゲームパークは、TGSの中でも特に家族連れをターゲットにしたエリアで、主に子どもが楽しめるゲーム体験が提供されています。任天堂が出展していないので、展示されるタイトル数は限られますが、無料で入場することができ、TGSのメイン会場と比較するとゆったりと親子連れで楽しめるのが特徴です。
1日体験した感想
ファミリーゲームパークは、従来通り、アソビバ(ゲーム試遊)とマナビバ(職業体験)の2つに分かれた構成です。 アソビバではいくつか試遊しつつ、目的だったモンスタハンターストーリーズ3の試遊できましたし、マナビバではデザイン・3DCG体験もできたので目的としていたものはすべて達成できました。 マナビバの体験は整理券配布制のものが多いですが、午前と午後配布に分かれたことで後から来た方も体験できる可能性が上がったのは良い改善かなと感じました。
去年と大きく変わるような点はないものの、無料で参加できることを考えれば十分に楽しめる内容でした。
家族連れへの配慮
今年も多くの家族連れの方が来場していましたが、個人的にもよかった点をいくつか挙げておきます。
- アリーナの座席が解放されており、休憩スペースが充実していた(例年通り)
- フォトスポットが用意されており、空いた時間に楽しめた
- 飲食も複数用意されており、待つことなく購入できた(去年からファミリーゲームパーク内に飲食スペースが設けられた)
来年への期待
無料で楽しめる内容としては十分だとは思いつつ、期待を込めていくつか要望を書いていきたい思います。
- フードコーナー:コラボメニューをもう1品ぐらい追加してほしい(今年は2品で飲み物と主食だったので、甘味の追加)
- マナビバの整理券数の増加:人気の体験はすぐに整理券がなくなってしまうので、もう少し増やしてほしい
- 体験できるゲームの増加:任天堂が出展していないですし、結局は出店企業側の選択で仕方ないのですが、もう少し多いと良いなと感じる
- インディーズゲームタイトルの出展:インディーズゲームの中にも子どもが楽しめるタイトルは多いので、そういったものをもう少し増やしてほしい
TGSは基本的には新作のゲームを宣伝する場だと思いますが、ファミリー向けには過去のゲームだったとしても良いゲームを紹介することは業界全体にとって価値のあるものではないかと思います。 少子化の時代において、どこまで子供向けの展示を増やせるかは難しい問題だとは思いますが、来年以降も継続して開催されることを期待しています。
